メインコンテンツへ
日本語に切り替えました
症状ガイド

ワキガ・多汗症の症状ガイド

まずご自身の状態を理解し、それから治療情報を選びましょう

ワキガ(腋臭症、bromhidrosis)と多汗症(hyperhidrosis)は、混同されやすいものの原因が異なる体臭・発汗の悩みです。以下は Clear Odor が専門とする6つの症状——定義・ICD-10 疾病分類コード・よくある症状・受診の目安——をまとめ、ご自身の状態を理解する手助けをします。各症状は対応する治療ページへリンクしています。

ワキガ(腋臭症)

ワキガ(腋臭症)

ICD-10 · L75.0

別名わきが · 腋臭 · 体臭

ワキガ(腋臭症)は、アポクリン腺(大汗腺)の分泌物が皮膚表面の細菌に分解されて生じる特有の体臭です。思春期以降に現れることが多く、遺伝との関連が強いとされています。病気ではありませんが、社交的な自信や生活の質に影響することがあります。

よくある症状

  • 腋の下から明らかな異臭がする
  • 発汗時や蒸れたときに臭いが強まる
  • 衣服の脇に黄ばみができる
  • 湿性(しっとりした)耳垢を伴うことが多い
  • 人の反応が気になり、社交を避けがちになる

受診の目安

臭いが約1メートル以内で他人に気づかれる、制汗剤などの保存的方法では効果が限られる、社交や自信に影響している——こうした場合は、低侵襲手術が適しているか医師の評価を受けることをおすすめします。

治療方法を見る
乳輪ワキガ(チチガ)

乳輪ワキガ(チチガ)

ICD-10 · L75.0

別名チチガ · 乳輪臭 · 乳頭臭

乳輪ワキガ(チチガ)は、乳輪周囲のアポクリン腺(大汗腺)の分泌物が皮膚表面の細菌に分解されて生じる、特有の強い体臭です。ワキガと原因が同じで併発しやすく、緊張・興奮や親密な接触の際にアポクリン腺が刺激され、においが強まります。

よくある症状

  • 乳輪部からワキガに似たにおいがする
  • 緊張・興奮すると臭いが強まる
  • 親密な接触時に臭いが目立つ
  • 下着の乳輪部分に黄ばみができる
  • ワキガや湿性耳垢を伴うことが多い

受診の目安

乳輪のにおいが至近距離で気づかれる、洗浄や制汗剤などの保存的方法では効果が限られる、親密な関係や自信に影響している——こうした場合は低侵襲手術が適しているか医師に評価してもらえます。ワキガと同時に処理できることが多いです。

治療方法を見る
すそワキガ(会陰部臭症)

すそワキガ(会陰部臭症)

ICD-10 · L75.0

別名すそわきが · デリケートゾーン臭 · 陰部臭症

すそワキガは、外陰部・会陰部のアポクリン腺の分泌物が細菌と作用して生じ、ワキガに似た臭いと下着の黄ばみを伴います。膣感染症(魚のような臭い・かゆみ・おりもの異常)とは原因が異なるため、まず区別することが大切です。

よくある症状

  • デリケートゾーンからスパイシー、または蒸れたような臭いがする
  • 下着に黄ばみができる
  • タイトな衣類や運動で臭いが強まる
  • 洗っても臭いがすぐ戻ってくる
  • パートナーとの親密な場面で悩む

受診の目安

まず医師に膣・尿路感染症がないか確認してもらうことをおすすめします。臭いの原因がアポクリン腺であると確認され、清潔や保存的ケアでも改善せず生活に支障がある場合は、低侵襲手術を検討できます。

治療方法を見る
小児ワキガ(小児腋臭症)

小児ワキガ(小児腋臭症)

ICD-10 · L75.0

別名小児腋臭 · 思春期ワキガ · 子供のわきが

小児ワキガは思春期前後(おおよそ9〜14歳)にアポクリン腺が活発になり現れることが多く、遺伝との関連が強いです。両親のどちらかにワキガがある場合の遺伝率は約50%、両親ともにある場合はさらに高くなります。

よくある症状

  • 成人と同じような明らかな腋の臭いがある
  • 学校で社交を避けるようになる
  • 上着を脱ぎたがらない、半袖を嫌がる
  • シャツの脇に黄色い汗ジミができる
  • 湿性(しっとりした)耳垢がよくみられる

受診の目安

お子さんが9歳以上で、明確な家族歴があり、臭いが学校生活や情緒に明らかに影響している場合は、より穏やかな低侵襲治療が適しているか医師に評価してもらえます。年齢が低い、または症状が軽い場合は、まず保存的な経過観察が基本です。

治療方法を見る
多汗症・代償性発汗

多汗症・代償性発汗

ICD-10 · R61ICD-10 · L74.52

別名多汗 · 代償性発汗 · 代償性多汗症 · ETS術後副作用

多汗症とは、体温調節に必要な量を超える過剰な発汗のことで、腋下・手のひら・足の裏によくみられます。代償性発汗はその一種で、交感神経手術(ETS)後に体幹や背中などで異常に汗をかく形で現れます。

よくある症状

  • 腋下・手のひら・足の裏に大量の汗をかく
  • 衣服が汗で濡れ、頻繁に着替えが必要になる
  • 握手・物を持つ・書字のときに困る
  • ETS術後に体幹や背中で代償性の大量発汗が起こる
  • 制汗剤などの保存的方法では効果が限られる

受診の目安

発汗が仕事・社交・情緒に影響し、制汗剤などの保存的方法では効果が限られる場合は、発汗の部位と原因に応じて、ボツリヌス注射・低侵襲治療・その他の方法を医師と相談できます。

治療方法を見る
手掌多汗症(手汗症)

手掌多汗症(手汗症)

ICD-10 · L74.512

別名手汗症 · 手のひらの汗 · 原発性手掌多汗症

手掌多汗症(手汗症)は、原発性局所多汗症の中で最も一般的な型です。交感神経の過活動により、体温調節が不要なときでも手のひらが異常に発汗します。体臭とは無関係で、思春期前後に始まることが多く、遺伝との関連があります。

よくある症状

  • 手のひらが常に冷たく湿って汗ばむ
  • 握手のときに気まずさを感じる
  • 紙や書類が汗で濡れる
  • スマホやキーボードで手が滑る
  • 緊張・集中すると発汗が強まる

受診の目安

手汗が書字・仕事・社交・情緒に影響し、制汗剤やイオントフォレーシスなどの保存的方法では効果が限られる場合は、ボツリヌス注射などの方法を医師と相談できます。交感神経切除術(ETS)は代償性発汗のリスクがあるため、慎重な評価が必要です。

治療方法を見る

こうした場合は早めの受診を

体臭や発汗そのものは通常、緊急を要するものではありませんが、次のような場合は感染症や別の内科的問題を示すことがあります。市販品で自己対処する前に、まず医師の診断を受けることをおすすめします:

  • 臭いや発汗が短期間で明らかに悪化した
  • 皮膚の赤み・痛み・傷・異常な分泌物を伴う
  • デリケートゾーンの臭いにかゆみ・灼熱感・おりものの変化を伴う
  • 突然の・全身性の・夜間の発汗
  • 思春期よりかなり前の子供に強い体臭がある

⚕️ 医療免責事項

このページで提供される医療情報は参考情報であり、医師による個別の対面診断、アドバイス、治療に代わるものではありません。すべての医療処置にはリスクがあります。個人の体質や術後の回復は人によって異なります。治療方針は必ず担当医と相談の上お決めください。

どれに当てはまるか分からない?

カウンセリングを一度受ければ、臭いや発汗の原因と程度がわかり、個別の治療アドバイスが得られます。

LINE がご利用いただけない方はこちら

営業時間内 1 時間以内に返信・お問い合わせへの返答のみに使用します